東大和市ってどんな街?【東京都/多摩地域の街紹介】

多摩地域は、東京都の23区、島しょ部(伊豆諸島・小笠原諸島)を除いた30の市町村からなる地域です。
30の市町村から、一つの街をご紹介します。

第1回目に紹介する多摩地域の市町村は「東大和市」です。TAMA ebooks編集部も東大和市にあり、日頃からとっても関わりの深いところなんです。

今回、お話をお伺いしたのは、東大和市 企画課の「神山」さんです。

東大和ってどんなところ?

東大和市は、東京都の中央部の北側に位置し、東は東村山市、西は武蔵村山市、南は立川・小平両市に、北は埼玉県所沢市と接しています。「ダム湖百選」に選ばれた多摩湖をはじめとした狭山丘陵の豊かな自然がありながらも、新宿から45分の通勤圏にあり、ベッドタウンとして人気のある街です。

西武鉄道拝島線や多摩モノレールが通り、都心へのアクセスやJRや小田急線、京王線への乗り継ぎも便利な街です。

市の面積は約13.4k㎡で豊島区とほぼ同じくらいの大きさ。23区で比べると18位、26市の中では17位です。
しかしながら、公園や緑地、多摩湖の面積(みどり率)は市の約46.0%を占めており、自然にふれる機会が多いことは大きな魅力です。

中でも市の北部に広がる多摩湖は3.1k㎡という圧巻の大きさ、一見の価値があります。
その外周にはジョギングコースも整備され1周約12kmと体力づくりにも理想的。
東大和市は“水辺の街”としての魅力もあるんですね。
さらに多摩湖の北側には西武園ゆうえんちや西武ドームなどアミューズメント・レジャー施設があります。
※西武園ゆうえんち、西武ドームは市外の施設です。

選ばれてます、東大和市。

東大和市の人口は2015年の調査で85,157人。2005年の調査では79,353人でしたから、
日本の総人口が減少する中でも、年々人口が増えている珍しい市のひとつです。
『都心回帰』などという言葉がありますが23区内の城西、城南エリアの人口増加率と比べても見劣りするものではありません。

※出典:東京都 国勢調査「平成27年人口等基本集計結果」(2017年11月時点)

東大和市の通勤・通学

東大和市のアクセス

公共交通機関のアクセス状況を見てみますと西武新宿線に乗り入れしている西武拝島線が走行し、「高田馬場」駅や「西武新宿」駅まで直通で30分台。
混雑も少なく、のんびりとした通勤アクセスが魅力です。

また西方を南北に多摩モノレールが走り、ららぽーとグリーンスプリングスなどが誕生した立川エリアへ10分程度で行くことも可能です。
都心通勤者が住宅を求めて集まる理由のひとつと言えそうです。

東京都区市部で唯一、
5年平均出生率が1.5※を超えた、東大和市。

日本一子育てしやすいまちを目指して。

東大和市では、「日本一子育てしやすいまちづくり」のために、子ども・子育て支援施策を推進し、2015年と2017年の合計特殊出生率がそれぞれ1.67、1.59となり、東京23区および多摩地区26市中1位となりました。
また、直近では常に上位に位置しています。
その背景にはまちづくりのさまざまな取り組みが隠されています。

※東大和市は東京都内23区と26市の中で2015年~2019年の直近5年間での平均出生率がNo.1となります。
(町村部除く)参考:平成27年から令和元年までの「東京都人口動態統計年報」(東大和市調べ)

東大和市では、共働きのご家庭をサポートする子育て支援が充実しています。例えば、多摩地区で初めて実施した病児・病後児保育のお迎えサービスや小学生になると、学童以外に放課後子ども教室や児童館のランドセル来館事業などもあります。子どもの居場所がしっかり確保されているので、安心して働くことができますよ。

PICK UP! 東大和の子育て

病児・病後児保育

保育園から「子どもが熱を出した」と連絡がきたら、普通はすぐに帰らないと行けません。
でも、東大和市には、「病児・病後児保育のお迎えサービス」があるので大丈夫。
保育士が直接保育園にお迎えに行き、小児科併設の保育室で仕事終わりまで手厚く保育してくれるんです。

保育コンシェルジュ

「市役所に保育相談に行ったら色々な部署にたらい回しにされた・・・」そんな経験はありませんか?
東大和市では、単なる案内だけでなく、子育ての悩みが解決するまで、
専門相談員が寄り添って“一緒に保育を考えていく”案内を心がけています。

保育施設の拡充

東大和市では、「日本一子育てしやすいまち」を目指し、待機児童の解消や子育て支援体制の拡充にむけて重点的に取り組んでいます。

保育施設の増改築や新規開設を計画的に進め、定員数の増加に努めるとともに、全国的に不足している保育士の確保に向け、保育士宿舎の借上などの支援も行っています。
人と施設の両面から安心してお子様を預けることができる環境の実現を図っています。

東大和市の人たちの声。

地域との関わりの中で成長できる素地があるんです。

東大和市立第四小学校 元校長 宇賀神先生

この辺りは、子どもたちを地域みんなで育てていこうという意識が強いんです。小学校でも、お茶摘み体験やお囃子クラブなど地域の特色を活かした教育体験を数多く実施していますが、子どもたちは地元の大人と関わる中で社会性を学びながら成長しています。程よい大きさの市だからこそ、教育活動にも縦横のつながりが生まれやすいんでしょうね。地域のコミュニティに見守られながら、のびのびと子育てできる場所だと思います。

東大和の子育ては、お父さんも主役です!

東大和市立第四小学校 元PTA会長 原さん / おやじの会 会長 安部さん

東大和の子育てが楽しいのは、保護者同士の交流が盛んなことも大きな理由ですね。子育てはどうしても母親中心になりがちですが、父親だってコミュニティをつくって楽しもう!とPTAとは別に立ち上げたのが「おやじの会」。今はあちこちの小学校にあって、イベントを開催したり学校の管理を手伝ったりしていますが、誰よりも私たち自身が楽しんでいますね。親子みんなが地域と関わり合いながら暮らせる街って、なかなか貴重ですよ。

東大和市の電子ブックのご紹介

東大和の魅力がもっとわかる電子ブックをご紹介します。

電子ブック 東大和市 イベント・観光 東大和市観光マップ
東大和市の自然、歴史、文化などを紹介しています。 ぜひ、ご活用ください。 ※このブックは、東京観光デジタルパンフレットギャラリー(TOKYO Brochures)を経由して掲載しているものです。
電子ブック 東大和市 イベント・観光 デザインマンホール設置マップ
市内の歩道等24か所に、東大和市観光キャラクター「うまべぇ」を活用したデザインのマンホール蓋を設置しました。デザインは全部で12種類。 かわいい「うまべぇ」のマンホールを探しながら、楽しく市内を巡って...

インスタグラムマガジンで魅力発信

東大和市と清瀬市では、両市の魅力的な「暮らす」「働く」人にスポットを当て、等身大のまちの魅力を市民目線で発信しています。あなたの知らない、まちの魅力が見つかるかも?

是非フォローをお願いします。

まとめ

東大和市のご紹介いかがでしたか?

多摩湖や狭山丘陵などの自然や緑がたくさんありながら、都心へのアクセスもよいのが、東大和の魅力です。筆者も湖の周りを散歩したり、アスレチックを楽しんでいます。

また子供を育てる自然環境や市のサポートが充実しているのは、家族で暮らすことを考えるととっても魅力的なポイントです。市内には「うまべぇ」のデザインマンホールも市内の各所に設置されているので、マンホールを探しながら東大和市を探検するのもいいかもしれませんね。

こちらで、さらに詳しい情報がご覧いただけます。

電子ブック 東大和市 地域情報・まちづくり 東大和市|出生率都内No.1の秘密
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東大和市インフォメーション

東大和市ホームページ

https://www.city.higashiyamato.lg.jp

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※本記事は、2021年4月1日時点の情報を元に掲載しています。

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