昭島市の拝島駅からあきる野市の武蔵五日市駅までを結ぶ、JR五日市線。
日常の通勤通学から秋川渓谷などへの観光目的でも利用される身近な鉄道路線ですが、実は2025年で開業100周年を迎えます。
現在五日市線では開業100周年をお祝いするべく、記念ヘッドマークや沿線5自治体(昭島市、福生市、あきる野市、日の出町、檜原村)のご当地キャラクターのラッピングを施した記念列車を運行中!
この機会に、特別な列車で五日市線沿線へお出かけしてみませんか?
五日市線ってどんな路線?
五日市線は1925(大正14)年4月21日に拝島駅~五日市駅(現在の武蔵五日市駅)間で開業して、当時は五日市鉄道という名前でした。
日の出町で稼働していたセメント工場のための輸送や従業員の通勤手段としても活躍していたそうです。
現在は昭島市の拝島駅〜あきる野市の武蔵五日市駅間で運行していて、通勤・通学やお買い物にはなくてはならない身近な路線となっています。
お休みの日には、秋川渓谷方面でのハイキングやバーベキューに向かうお客さんも。
ショッピングモールや住宅が並ぶ街中から緑豊かなエリアへと移り変わる景色も楽しめる、そんな路線です。
記念列車で沿線5自治体のキャラクターが100周年をお祝い!
今回の五日市線開業100周年記念列車は、1両目と6両目にスペシャルな装飾が施されているとのこと。折り返しとなる武蔵五日市駅に到着した車両が停車中にチェックしてみました!
まず列車の前後には記念のヘッドマークが。前後でそれぞれ異なるデザインなので、ぜひ停車中に確認してみてくださいね。
運転台付近の両側面は目が覚めるようなオレンジカラーになっていますが、これは過去に五日市線内を運行していた201系をイメージしたカラーなのだそう。現在のオレンジ色のラインより赤に近い色だったんですね。
運転台には新旧車両を描いた記念ロゴも貼られていて、車体のカラーと相まってほんのり懐かしさも感じます。

そして、側面のドア横にはかわいいキャラクターたちがお祝いのボードを掲げて並んでいます。
地域のイベントなどにも頻繁に登場しているので、沿線にお住まいの方は見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。
イラストの下に名前も書いてあるので、ぜひこの機会に覚えてくださいね。
五日市線開業100周年記念列車などの詳細はこちら(JR東日本八王子支社 ※PDFが開きます)

五日市線開業100周年イヤーはまだまだ続きます!
記念列車運行開始以外にも、記念切手の販売などが行われた春の五日市線ですが、夏・秋にもまだまだイベントが予定されているそうです。
なかなか利用の機会がないエリアの方も、これから夏のレジャーや秋の散策など、沿線で楽しめるものがたくさんあるので、少し足を伸ばして小旅行してみてはいかがでしょう?
他にもTAMA ebooksでは、五日市線沿線の暮らしやイベントなどの情報を発信しています。