「デコ活フェスタ」、イオンモールむさし村山で開催
2025年6月28日(土)・29日(日)の2日間、イオンモールむさし村山にて「デコ活フェスタ」が開催されました。本イベントは、環境にやさしいライフスタイルの普及を目的とした「デコ活(脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動)」の一環で、SDGsの推進や地域活性化をテーマに、多彩なブースと体験型ワークショップが展開されました。
イベントには子育て世代からシニア世代まで、幅広い年齢層の方々が訪れ、会場は終日にぎわいを見せました。親子で楽しめるワークショップやフリーマーケットなど、来場者の笑顔があふれる光景が広がり、地域一体となった持続可能な未来への関心の高さがうかがえました。
本イベントは、「つむぐ実行委員会」が主催し、武蔵村山市と武蔵村山市教育委員会の後援を受けて開催されました。
未来を見据えた“デコ活”の取り組みが多数
会場ではご協力いただいた団体の皆さまによるリユース・リサイクルのワークショップなど、多種多様なブースが並びました。
親子で夢中になって取り組む姿や、「またやりたい!」という声があふれた会場は、まさに“未来を楽しむ”時間。
サステナブルってちょっとむずかしそう…そんなイメージが、少しだけ身近に感じられた2日間でした。
and now(同)によるお花循環型アート体験
(有)芸術による教育の会によるお菓子の袋アップサイクル
(株)東京チェンソーズによる丸太切り体験
(一社)kitokitoによる多摩産材ひのきで遊べるおもちゃ作り
村山大島紬でしおり作り
親子が夢中に──JUKIが伝える「作る」楽しさとSDGs
JUKIのブースでは、家庭用ミシンを使った縫製体験が行われ、親子連れを中心に多くの来場者でにぎわいました。
参加者は、あらかじめ用意された衣類の生地から好きな柄を選び、ボトルケース作りに挑戦。ミシンに触れるのが初めてというお子さんも多く、「自分で縫えた!」「できあがったとき、すごくうれしそうな顔をしていました(保護者)」といった声も聞かれ、ものづくりの楽しさを感じられる体験となりました。
使用した布は、着なくなった衣類などを再利用したもので、自然とアップサイクルの視点にも触れられる構成。環境にやさしい取り組みを“体感”する、親しみやすい機会となりました。
ものづくり企業として、地域とともに歩む
JUKIは公式リリース(JUKIサステナビリティニュース)の中で、「地域や未来世代とつながる活動を通じて、持続可能な社会づくりに貢献していきます」と表明しており、単なる製品の提供にとどまらない、企業としての社会的責任を重視した姿勢がうかがえます。
今回の出展も、JUKIが日頃から大切にしている「つくる楽しさ」を体験いただく場として企画されました。親子で楽しめるミシン体験を通じて、モノづくりの魅力が自然と伝わる内容となりました。
こうした活動は、JUKIが企業として大切にしている“地域とのつながり”や、持続可能な社会づくりに向けた取り組みの一環といえるでしょう。
JUKI担当者コメント
「今回の『デコ活フェスタ』では、お子様やご家族のみなさまに”アップサイクルソーイング”を体験していただくことで、ものづくりの楽しさ、環境への取り組みを共有することができ、私たちも大変うれしく感じています。
ミシンを通じて、モノを大切にする心や、工夫しながら長く使う価値を少しでも感じていただけたなら幸いです。
JUKIは今後も、地域のみなさまとともに、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを続けてまいります。」
“作ること”は“つなぐこと”──地域で広がる企業の新しい役割
JUKIのような“ものづくり企業”が地域に根ざし、自社の技術や理念を体験という形で住民に届ける姿は、まさに現代的な地域連携の一つのモデルです。製品を売るのではなく、価値を共有する。そこに企業と地域の新しい関係が生まれています。
TAMAebooksでは今後も、「地域×企業」の取り組みに注目し、地域の魅力と可能性を伝えていきます。企業が持つ力が、地域の未来をつくる原動力となる。そうした姿を、これからも発信してまいります。