自宅の防犯対策を見直しませんか?― 町田市の例に学ぶ、補助金制度がある地域も
あなたの住まいは大丈夫?今こそ防犯対策の見直しを
近年、全国各地で「闇バイト」による強盗事件が発生しており、ごく普通の住宅も被害に遭うケースが増えています。「うちは大丈夫」と油断してしまう前に、自宅の防犯対策を今一度見直してみませんか。
🔐 まずは「侵入されにくい家」を目指す
強盗や空き巣の多くは「簡単に侵入できる家」を狙います。玄関や窓の無施錠による侵入が目立つため、短時間の外出や在宅中であっても施錠は徹底しましょう。侵入を防ぐだけでなく、仮に狙われた場合でも、侵入に時間がかかるようにすることで、通報や逃走の時間を稼ぐことができます。
🏠 「狙われにくい家」になるために
犯行に及ぶ前に、加害者が電話や訪問を通じて下調べをしているケースもあります。「警察官や市役所職員を装って電話をかける」「点検業者などを名乗って訪問する」といった手口が使われることも。以下のような対策を意識することで、被害のリスクを減らせます。
⚠️ 気をつけたいポイント ⚠️
✅ 電話への対応 | 会社名や氏名を聞いたうえで一度電話を切り、自分で公式の番号を調べてかけ直す |
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✅ プライバシー管理 | 在宅時間や家族構成、資産状況などは話さない |
✅ 来訪者への対応 | カメラ付きインターホンで対応し、むやみに敷地内に入れない |
✅ 防犯機器の活用 | 防犯カメラやセンサーライトなどを設置し、見える形で防犯意識を示す |
ちょっとした心がけが、大きな安心につながります。できることから始めてみましょう!
💡 防犯機器の設置に補助が出る自治体も
町田市・武蔵野市・福生市・羽村市・狛江市・武蔵村山市では、家庭で防犯機器を購入・設置した世帯を対象に、費用の一部を補助する制度を実施しています(※)。
対象となる機器には、防犯カメラや防犯性能の高い錠・補助錠などが含まれます。
こうした補助金制度があると、防犯対策も始めやすくて助かりますね。ぜひ、お住まいの地域の情報もチェックしてみてください。
(※)2025年5月時点の情報です。最新情報は各市町村のHPでご確認ください。
〈参考〉令和7年度東京都防犯機器等購入緊急補助事業
https://www.seikatubunka.metro.tokyo.lg.jp/tomin_anzen/chian/suishin-seibi/kobetsu-bouhan-hojyo#リンク
防犯対策は「備えあれば憂いなし」の典型ともいえる分野です。いざという時に後悔しないよう、自宅やご家族の安全を守るための対策を、この機会に見直してみてはいかがでしょうか。
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